インドの北 カシミール地方の伝統技法で彩られた ステンレスのお弁当箱をご紹介します。
インド北部とパキスタン国境に位置するカシミール地方は、古くからインドとチベット、
中央アジア方面との交通の要衝にあり、様々な人種や経済が交流する独特の歴史と文化を持った地域です。
15世紀にカシミール地域を治めていた皇帝が、ペルシャから織物や木工細工などの職人達を呼び寄せ、その技術が庶民にも広まりました。
カシミール絨毯をはじめ、カシミア織物や家具制作など素晴らしい工芸技術が発展したハンディクラフトの宝庫ような場所で、
現在も一流の作家たちが腕を競い芸術品の域に達した素晴らしい工芸品が生まれています。