about
dabba*kashmirpaint

インド北部とパキスタン国境に位置するカシミール地方は、古くからインドとチベット、 中央アジア方面との交通の要衝にあり、様々な人種・経済が交流する独特の歴史と文化を持った地域です。
15世紀にカシミール地域を治めていた皇帝がペルシャから織物、木工細工などの職人達を呼び寄せ、その技術が庶民にも広まりカシミール絨毯をはじめ、カシミア織物や家具制作など素晴らしい工芸技術が発展したハンディクラフトの宝庫ような場所です。
現在も一流の作家たちが腕を競い、芸術品の域に達した素晴らしい工芸品が生まれています。

カシミール風景

カシミールペイントもその手工芸の1つで、緻密で繊細な美しい装飾が施された日本でいう張子のような小箱が一つ一つ丁寧に作られています。

その伝統技術がインドのお弁当箱”ダッバー”に華やかにアレンジされ生まれ変わりました。
ダッバーとは、ステンレス製の2段や3段に重ねられるお弁当箱。
国民的お弁当箱として長年こよなく愛されています。
ステンレスの容器に草花や鳥たちが繊細に優しく描かれた手描きの温もりが感じられるハンドワークは 素朴でペルシャやアジアの雰囲気も感じられ、 ヒマラヤ山脈、緑豊かな谷、澄んだ美しい湖などこの地域の豊かな自然の中で育まれた芸術品です。

カシミールの職人

店名 ”posh” はカシミールの言葉で花の呼び名です。
インドの最北端から届いた、どこか懐かしい温かみのあるお弁当箱。
ランチタイムをもっと楽しく 華やかに。
ピクニックはもちろん、お部屋のインテリアとしても毎日の暮らしを色彩豊かに彩りますように。

テーブルの上のお弁当箱